「プレゼント等を直接手渡す行為」は普段の現場では見かけない禁止事項で新鮮
いつかは行ってみたいと思っていた山下達郎。
でもまさかここがsora tob sakanaのリリース週になるなんて思ってなかった……。
平日だからライブが入ることはないだろう、平日定期公演も月、火曜日が多いような気がするし、と安心して申し込んだらこの仕打ち。
平日だけど学生はもう夏休みだということが頭から抜け落ちていたよ……。😢
ギリギリまで悩んだけど、ホールで山下達郎を見る機会なんて最初で最後かもしれないのでこっちを選択。
チケット申し込んだ頃にちょうど映画館でライブ映像上映してたから、それを見てちゃんと予習もして行きましたよCD一枚も持ってないけど。
前日にSMSで「本人確認書類忘れるな」通知が来るくらい厳重な本人確認。
お仕事上がりのギリギリ入場なので、そこで詰まってたら嫌だなあ、というのは杞憂で、行ってみたら入場スタッフが10人以上ずらっと並んでお出迎え。
「お顔確認させていただきます」と本人確認書類の写真と見比べられた後、詰まることなく入場。機械ではなく人力認証とはいえ、カジュアル転売の抑止力としては充分かと思います。
妙に前の席が来てて、やったあとか思いながら行ってみたら。目の前スピーカーの若干見切れ席。
スピーカーの前とはいえ、ガッシャガシャで歌詞が聞き取れないなんてことはなかった。
でも特にハイハットとか「し」とか「ち」の反響音が遅れて跳ね返ってきて、ホールの構造上仕方ないとはいえ悲しい😞
仕方ないので耳栓で全体の音量を抑えてコントロール。
一曲目「Sparkle」。あああー、いきなり最初に一番聴きたかった曲が来てしまったー。映画館のライブ映像でも一曲目だったからいつもそうなのかな。もうここでほぼ目的を達成してしまった。
MC長い。決してつまらないわけではなく、興味深い話もかなりあったけど長い。
よく行く現場がMC苦手だからどんどん短くしていこう！という姿勢なので、そっちでは「もう少しMCあってもいいんじゃないかなー」と思ってたんですけど、やっぱりMCは短くていいかなあ。
内容自体は興味深い話がたくさんあったので、覚えてる範囲でまとめると
・大瀧詠一とカラオケに行ったことがある
・来年はオリンピックの影響で会場や交通機関が影響を受けるので大規模なツアーはお休み。小規模なアコースティックツアーはやる。
・ツアーを休む分、レコーディングと勉強の年にする。レコーディング技術や作曲方法、PAもいろいろ進化しているので勉強したい。
終演後、会場の外に出て時計を見たら21:50！
長い感じはしてたけど3時間もやってたのか……。
仕事上がりにちょっと寄っていこうみたいな軽い気持ちで行っていい現場ではなかった。
クオリティは本当に高いし、聴きたかった有名曲もほとんどやってくれた。そこには全く文句はないけど、あまりにも完璧過ぎてライブ感が薄いので、これは円盤で見たり聴いたりすればいいかなあ……。
「クリスマス・イブ」が始まったときは流石に「わー！」と思ったけど完璧過ぎて音源聴いてるみたいなんすよ……。
いわゆるパフォ厨の行き着く先がこれなのかもしれない。
今まで意識してなかったけど、自分は不完全なものを求めてライブに行っているのかもしれないと気づかされた一日でした。
